猫の礼儀作法
2008.07.31 (Thu)

ガズ ヘンリー少佐 バロン
いつも窓越しに野良猫と会話していた(?)ガズークスの為に、少し外に出してあげる事にした。
しっかり礼儀を勉強してきなさい。
まず、基本的に外にでる事のないガズークスは、外に出しただけでフリーズ。
(だよねぇ…)
そもそも、ガズークスを拾った時、まだガズークスは生後1~2週間。
兄妹と一緒に育ったとはいえ、それ以外の猫との接点はまったくなかった。
きちんとご挨拶できるでしょうか。

「こん…」
「フシャーーーーーッツ!!!」
「…にちわ…」
(だよねぇ…)
ほら、ガズークス、猫はキチンと距離を守ってご挨拶しなきゃだめなんだよ。みんなが むぎ じゃないんだから、そんなに勢い良く近づいちゃだめだよ。

サンダース軍曹「あのおにいちゃん 怖いものしらずです」

「ぼくはただ 遊んでほしかっただけなの」
図体だけは一番でかいガズークス、こう見えてもまだ一歳にもなっていないのは、きっと猫同士ならわかるだろう。バロンちゃんから注意はされたけど、鉄拳制裁がなかっただけよかったね。
猫の世界の礼儀作法は厳しい。
しかしみんな似たり寄ったりの模様…。
お隣さんがガズークスが脱走したと思って心配かけてしまったよ。
夏の楽しみかた
2008.07.29 (Tue)

毎年、相方のお父さんからロングビーチの券をいただくのです。
先日、夏嫌いの友人に言われた一言。「あんたは楽しい事がたくさんあるね。」
良くも悪くも取れる言葉ではあるけれど、(もちろん良い方の意味で言ってくれたんだと思う。事にした。)確かに楽しい事はその子に比べたら多いかもしれない。
ワタシも好きな季節は冬で、「寒い~~」とか言いながらコートを着込んで出かけるのが好きだ。
夏は暑さに弱いし、冷房は苦手だし、化粧は落ちるし、あんまり得意ではないのは本音。
でも地球が回ってる季節に文句言ってもしかたなかろう。暑くて機嫌が悪くなり文句を言うのは(寒くて文句言うのも同義)何だかとりあえず日本に生きて不自由無く生活しているのに恥ずかしいと思うのだ。北極でシロクマと環境問題について話し合いでもしてきたらどうか。
だからワタシは季節を楽しむ努力を忘れないようにしているつもり。
どうせ暑いなら暑い季節にできる事をして楽しむしかないのだから。

そのために何年か前から、永久脱毛に行き下準備してきたの!!
今年は思う存分ノースリーブを着まくるのだぁ!!
って訳で夏の醍醐味、プールへ。
ブログタイトルにもあるように、ワタシは湘南に住んでいる。湘南と言えば海を連想するかもしれないが、夏の湘南は他所の人の為の海なのだ。地元の人間で少なくともワタシのまわりには夏に海に遊びに行く人はいない。(きっと子供とかがいればまた違うのかも)
毎年ロングビーチは行くけれど、必ず有料のパラソルを取る。お気に入りのパラソルの場所があるのだ。いつも流れるプールか室内プールにしか入らない。波の出るプールは海でいいじゃんかと思うから。流れるプールに流されながら、可愛いギャルを愛でるのだ。相方とあの子はどうだ、この子はどうだ、かわいい子探しをする。スタイルいい子ばかりだ。自分の腹と足を見てドン引き。よくもプールなんかに来れたと自分でも思う。
ワタシは泳ぎが特別、得意なわけではないが、そこそこ泳ぐことはできる。
プールに来たら必ず泳ぐし、それよりも潜って遊ぶのが大好き。
あの水の中の世界が大好きなのだ。
きっと前世は人魚だったんじゃないかしら。(どう考えてもトドだと思うけど)
でも回りを見渡しても、18~30代の女の人はしっかりお化粧して浮き輪につかまり、どう見たって潜る人はいないようだ。泳ぐ人も少ないみたいだ。むしろ”浸かる”って感じ?髪すら濡れていない。
ワタシのように化粧もすっかり落ちて、しっかりゴーグルなんかした変な女はいないようだ。
一組だけうちらと同じようなカップルがいて(彼女がゴーグルしていた)ものすごく救われた気がした。
世の女性は浸かるだけでいいのだろうか。
泳がなくても楽しいのだろうか。
潜って水の中の世界を堪能しなくてもいいのだろうか。

やっぱり…トドだったのかなぁ…??
ちなみに相方はカナヅチなので、ワタシの泳いだり潜ったりしている間、相方は一人さみしく浮き輪に掴まり浮いている。お互い、一人遊び状態。
猫は増える
2008.07.28 (Mon)
ガズークスもそれを楽しみに出窓で外を見て待ったりしている。
来る時間は決まって夕方で、それ以外の時間はどこで何をしているのかわからない。
しかし、事件は昨日の夜中に起こった。
まず、誤解を招くといけないので一応、ワタシの考えを言うと、野良猫にはごはんをあげちゃいけないという考えがある事は知っている。そのうちの理由もわかってはいるつもり。気持ちは半々だ。
野良猫の寿命はとても短い。
実家にいた時に、そんな出会いがあった。
とても頭のいい子で、器量のいいかわいいコだった。最後に見た時の事を、忘れる事ができない。
野良猫は、人の愛に飢えている。一度、人に心許すとそれはそれは激しい愛情表現をしてくれるもので。その表情は、飼い猫には出せない、愛してくれる人に必死で訴えるもの。
きっとバロンくんも、今は来てくれるけれど、いつのまにか会えなくなる日がくると思う。
それまでは せめて という思いと 反面、現実的に『慣れて触れるようになって警戒心がなくなったら捕まえて病院に連れて行こう…もし、近所の人から苦情があるようなら、キチンと面倒見よう』と計算している自分もいる。(しかし、ありがたい事に我が家のご近所さんは猫好きが多く、野良猫も元から多い。)

「いやぁ…僕は自由が好きなんで。好きな時にプラプラ散歩したり、遊びたいんですわ。お気遣いなく。」
そんな画策をめぐらせていた昨日の夜、出窓でガズークスが呼んでいるので覗いてみると、
いつも夕方にしか来ないバロンちゃんがいる。
しばらくしても、少し離れた所から香箱座りをしてこちらを見ている。
様子がおかしい事に気がつき、よくよく見てみると………
バロンじゃない!!
これまたバロンに似たまた別のどうやら女の子!!
たぶんバロンの兄妹!?
一体どこでここの話を聞いたのか…
しかし事件は続く。
また一匹増えた!!
勝手にバロンの妹と決めつけた雌猫が今日、もう一回り小さい子を連れて来た。ドエリャーかわいい。うひょひょひょ!!
しかも、よく見ると3匹で一緒にいても喧嘩しない?!もしや本当に兄妹か??

「あのう!! なんか最近、ぼく、すっごく忙しい!!」
「男なら…本当はガズーが窓越しにでも追い払うべきだと思うよ…」
それにしたって、ワタシだってそんなに無責任な事はできない。君たちがどこかのマダムが大事に育てている花壇とかでおトイレとかして、嫌われて欲しくないのだよ。うちが猫屋敷になるのも避けたい。
ここは一つ、様子見という事で。
ガズークスのお友達
2008.07.26 (Sat)
ワタシ自身は、実家で飼っている猫が外中自由な生活をしているので、別に猫の自由に本当はさせてもいいと思っているが、相方は絶対ダメだと。まぁ、確かに病気や事故などの事も考え一番いい方法だという事も解る。
そんなガズークスの世界はとても小さい。
その小さな世界で十分楽しめるよう、タワーも買ったし、たっぷり遊んでもあげる。
けれど、やっぱり猫は猫同士、たまには遊びたいんじゃないかとも思う。
そんな時、定期的に近所に住む、兄弟のむぎが遊びに来てくれる。時々、お泊まり込みで来る場合もあって、それはそれは楽しそうに遊んでいる。
しかし 最近…

「どうもこんにちわ ガズークスです」
「ちゃうやんけ」
野良ちゃんが遊びにくる。
ガズークスにそっくりだがガズークスではない。

「ガズークスはぼくです」
似ているけれどちょっと違う。ちょっとガズークスのほうが毛が長い。
口のまわりが黒いので ひげ男爵→男爵→バロン とニックネームをつけてみた。
バロンちゃんは毎日必ず午後18時~19時の間に遊びに来る。
ひとしきりガズークスとおしゃべりをして帰っていく時もあれば、ちらっと顔をのぞかせて、
「きょおは パトロールが忙しいから」
とそそくさと帰ってしまう時もある。それでも、ここ4日、毎日遊びに来る。
網戸越しに何を話しているのやら。
人間に対しても、さほど警戒心はないよう。さすがに触られるのは怖いらしいが、毎日少しずつ距離が縮まっている。猫マスターのワタシに触られる日も近い?!
ワタシは昔から動物が好きで、とりわけ猫は大好きで、今の自分がいる。
物心ついた頃からそんな動物に触れ合って来て、ただ好きなだけではなく、知識として動物に関する諸問題がある事もキチンと向き合っていかなくてはいけないと思うし、目をつぶる事はしてこなかったと思っている。
身近な問題として、野良猫などの事も…
たくさんの人がいて、たくさんの意見があって、たくさんの問題があると思う。
ワタシは、誤解を恐れずに言うならば、猫は自由な生き物で在って欲しい、という思いがある。
純粋に向き合った命と、真剣に精一杯向き合う事を恐れずする事。それが今のワタシに出来る唯一の事。野良猫が本当に不幸なのか、ワタシにはわからない。猫じゃないから。
もしかしたら、狭い部屋のなかで唯一の人と接する事だけの刺激のない生活は不幸な事なのかもしれない。病気になっても事故に合う危険があっても、外は自由なのかもしれない。
それでも、やっぱり、人に愛される猫の表情は…違うと思う。
幸せが、そこに在ると、猫達が心から思える生活ができる空間にすべての猫がいてくれる世の中になればいいなと思う。

「外は たのしい?」
「たのしいよ。虫採って遊んで、探検して、猫の集会に顔出して。」

そんな話を聞いても…それでもワタシ達と一緒にいたいと思ってくれるかなぁ…
大好き三つ子
2008.07.24 (Thu)
雄の「むぎ」と雌の「遊生(ゆうな)」。
むぎはワタシの友達の友達(むぎをきっかけに友達になり)にもらわれて。
同じ歳のカップルの家で、猫を飼いたいと思い出会いを待っていた所でした。
遊生はワタシの妹の彼氏の家へもらわれて。
男2人がルームシェアする家で、無類の猫好きの男2人。
おそらく、3匹を見ると、ガズークスが長男、むぎが次男、遊生は末っ子長女。
むぎは拾った時から繊細で、用心深い頭のいい子。
遊生は典型的な雌猫にある切れキャラ。
その中でガズークスは「ッボ~~~~~~~ッ」っとした猫でした。
何か一つ、しつけに関しても、
遊生の場合「なんでよっ!!あたちがしたいんだからいいじゃないっ!!」
むぎの場合「そうか…これをすると怒られるなら…人間が見てない時にやろう…。」
ガズーの場合「ふう~ん…だめなんだぁ~わかったぁ~」
いつもそんな顔をしている子だった。
当時、妹と母に面倒を見てもらっていたのだが、手がかかるのはむぎや遊生で、
ガズークスは存在感のない子だったようです。
人間に何かを要求するのはもっぱらむぎと遊生で、
ガズークスは2人が鳴いているからとりあえず一緒に鳴く、そんな感じ。

「こんにちわ。むぎ です。 いつもお兄ちゃんがお世話になっております。」
遊生は少し遠くにもらわれてしまったので、
ワタシは簡単には会えないが(妹は当然、しょっちゅう会っている)
むぎは近所なので、定期的にガズークスやむぎの為に会を催しています。
あいにくそんな訳で遊生の写真がないのです。

やっぱり、似てるでしょ。

「ぼくは長い時間のお留守番もできますし、
車に乗って出かけるのも怖くありません。
なぜなら、病院に通わなければいけなかった時がありました。
あと、お仕事で忙しい おとんとおかんのせいで、
ガズークス兄ちゃんの家にお泊まりするのも平気です。
しゅみは、おとんとおかんのお布団でおしっこすることです。」
「それ、ぼくの家では絶対にやらないでね」
「わかってるよお~」
そんな会話がガズークスとむぎの間で行われたかはわからないが、
家ではおそそうするらしいむぎも我が家に泊まりに来ると、
おにいちゃんの手前、いい子にするようです。
猫達の祭り
2008.07.23 (Wed)

ポル「あっついわね~」
カツ「今年も頑張って夏をこさなきゃ~なぁ…」
ポル「そう、今年も、もう、あのお祭りの季節よ」
カツ「スズメとかニワトリとか…ついてんだよな…」

鳳凰なんですけど!!
お祭りが好きな人はたくさんいるが、ワタシが特に御神輿で好きなのは鳳凰だ。
浜降祭は茅ヶ崎にある38基の御神輿、全部一つとして同じ鳳凰はいないのだ。(ちなみに写真は厳島神社の鳳凰様で、ワタシが担いでいる御神輿ではない)
でも、鳳凰のまわりに四匹ついているのは…あれはスズメなのかもしれない…

「なんだかしんないけどさ ぼくは すごく久しぶりに 長~いお留守番させられて 頑張ったんだからね!!」
「兄弟猫のムギん家のとうちゃんかあちゃん(も担ぎ手)もガズーのお留守番、心配してたみたいよ?」
「できうっ!!」
暁の祭典 浜降祭
2008.07.22 (Tue)
その日湘南 茅ヶ崎の町は眠らない。人も木々も、神様も みんなみんな血が騒ぐ。
ワタシの実家周辺は浜降祭のメイン会場となる海にほど近く、前日の夕方あたりから町の空気がサワサワとうるさくなってくるのを肌で感じる。(今年は、妹曰く、前々日あたりから駅前の空気も違ったとの事。)相方も神輿の担ぎ手。ワタシ達も夜中2時にはワタシの実家に戻り準備をはじめた。

am: 3:20 挨拶、お神酒
お祭りは夜中から始まる。(浜降祭の詳しい由縁は省きます。興味がある方は検索すればたっくさんあるトピックの中からどうぞ。)(人まかせ)ちなみにワタシの氏神様は南湖住吉神社。海の女の神様でございます。本宮は大阪 住吉大社。
物心ついた頃から父の法被姿を見てきた。ワタシの中の血が、そういうふうにできているらしい。地元を離れた人も祭りには里帰りする。自然とお祭り会場は同窓会のような、同級生もおっさんおばさんも見た事ある方々ばかり。半分は挨拶回りに忙しい。ワタシの地元、南湖は、昔からの漁師町で、オヤジもオバサンも口が悪い。しかし悪い人はいない。
ワタシと相方は毎年、友人のAちゃんとHくんと4人で参加する。どんなにずっと会っていなくても、お祭りの時には勝手に自然と4人でくっついている。きっと皆、切ったら同じ色の血が流れているに違いない。


am: 3:30 宮立ち
まだ夜が明けない中の参道をゆく御神輿は担ぎ手達の汗と熱気で白くけぶる湯気を上げる姿が最高にカッコイイ。宮立ちは住吉神社の神輿保存会の人のみで始められ、その美しいまでの規律を破る人はいない。

am:4:30 南湖五社が集まり、茅ヶ崎で一番偉い「寒川神社」さんを待ちます。少し夜が明けて来た頃。

am:6:30 南湖五社が一番最後に浜へ到着します
am:7:00 式典

am:8:00 式典終了 いざ、浜降一番の見所、海入り

南湖の御神輿は一番海に近い神社さん達なので、浜へ降りるのも最後、上がるのも最後で、どれだけ元気に美しく担げるか競い合うのもピーク。いつまでたっても海から上がらない。
今年は写真に専念していたので、ワタシは海には入らなかったけれど、実はかなり溺れかけの人もいる。(女の人はギリギリ。)そして南湖五社の担ぎ手で法被が濡れていないのは恥ずかしい事でもあり。(色んな人に「なんだ!!濡れてねぇじゃねぇか!!」と怒られる。いちいち言い訳する。)
油断する人は携帯やタバコを浸水させ泣く。
ワタシの父は浜降祭命で御神輿は箪笥を叩く。(決め台詞は「俺は箪笥専門だから。」)担ぐ姿は見た事ないが、父の箪笥は最高にカッコイイ。そんな父を見て育ったものだから、ワタシ自身、「男は御神輿の担ぎ手じゃなきゃお男じゃねぇ」と思っている。茅ヶ崎で産まれ育った男ならなおの事。運良く相方は元々、茅ヶ崎で一番大きく重い御神輿、小和田 熊野神社で担いでいた。
南湖の友人は三姉妹で、やはりそこのお父さんも担ぎ手。酔っぱらうと必ず、「娘達の彼氏が神輿も担げん男なら家の敷居はまたがせん!!」と言うらしい。そんな父を持つその三姉妹も皆、女担ぎ手だ。
浜降祭の日はみんな笑顔だ。お酒もたくさん飲むが、何故かお酒臭くないし、トラブルもない。それは、それぞれの神社の役員の方々、保存会の方々、婦人会の方々の受け継いで来た規律や想いがあるからこそ。そういうのを、うちらが、きちんと受け継いでいかなくてはいけないんだなぁと思う。
何と言うか、ワタシが変な(笑)ROCKバンドにハマったのを、早いうちにすんなり受け入れてくれた両親だが、ライブの感覚と祭りは、きっと脳内分泌エキスが同じだと断言する。
色々な体の内に溜まりに溜まった毒を一気に浄化してくれる、そんな瞬間が同じにあるのだ。
今年も、茅ヶ崎の神様達は、11月(神無月)の八百万の神様が集まる時に、自慢してくれる、そんなお祭りになったと 願う。
ミュージシャン☆ライアー
2008.07.19 (Sat)
とろける猫
2008.07.18 (Fri)
実家で飼っている愛猫のポルとカツも例に漏れず、嫌いだった。
もう歳なので、真夏の日中は涼しい部屋で寝ていてもらいたいものだが、外中出入り自由なので暑い時は必ず外の庭の涼しい所で寝ている。
冷房の効いた部屋に入れても、眉間にしわを寄せて出て行ってしまう。
ある年の夏に、朝、股が暑くて起きたワタシ。真夏の夜にポルがワタシの足の間で寝ていたのだ。ワタシの太い内腿にはあせもが…
猫は…暑くないのか…何を考えているのか…

ポル「クーラー?!そんなもんいらないわよっ!!環境についてもっと真剣に取り組んでほしいわね。そもそもね、うちの庭には自然にクーラーの効いたね、いい場所があるのよ!?人間は…入ったら少しかぶれちゃうかもしれないけど!!暑いのは嫌いよ。でもね、人間は毛皮がないからお腹壊すといけないでしょ。だからおねいちゃんの足をあっためてあげたってワケ。もうちょっとお礼を言ってくれてもいいくらいだわ。」
カツ「あの…僕も…べつに大丈夫です。シーバがあれば。」
本来、猫は暑さに強い。
しかし、我が家には暑がりの相方がいる。
ガズークスにとっても、猫生初の夏が来る。暑さ対策はどうしたものか。先日冷房初稼動となったが、ガズークスは特別良くも悪くも無反応。
それは、冷房嫌いじゃないって事か?!
日中出かける時は、タイマーで冷房を設定していく事が今の所最良案。
相方の家にいる、ゴールデンは夏場はサマーカットになるが、病院の先生に「毛を刈ってもね、暑さは犬にとってあんまりかわらないんですよ。人間の気休めです。」と言われてしまったらしい。
あんまり意味ないのだろうか…。
ガズークスも中途半端な長毛系。それが多少は影響するのだろうか。

試しに保冷剤をあげてみた。 「んんっ?!」

「こんなのいらな~い」 「あ…そうですか…」
がんばらない日
2008.07.17 (Thu)

「ここから 冬の風が でてくる」
今日は気分転換に妹でも連れ出して遊びに行こうかと考えていた。
昼前までに部屋の掃除を済ませ、(掃除機&げきおちくんシリーズのお気に入りモップ&棚の雑巾がけ…コロコロまでやらなかったので多少、手抜き掃除) 午後から出かけるつもりでいた。
それなのに、掃除が終わりかけの頃から、怪しげな空気が…。
偏頭痛~~。
薬を飲めば良くなるのはわかっているけれど、仕事もなく休める状態で飲むのはいかがなもんかと飲まずに横になる事に。
色々な偏頭痛のタイプがある中、ワタシの場合、とにかく5分でも横になって目をつぶらないとよくならない。少しでも寝れば良くなる、のが、だいたいのパターン。
しかし今日はよけい悪化させる事に。
そうか…今日はそっちのパターンか。
冷房も悪かった。夏場の偏頭痛はどうにもこうにも手の打ちようが無い。暑いから冷房入れればよけい悪化する、冷房止めれば暑くて休めない、どうしろってんだ!!
やっぱり、ワタシは冷房は苦手。
どんなに暑くても冷房はいらない。体が向いていないようだ。夏場冷房のきいた室内で肩なんて出した日にはもう、速攻頭痛と腹痛が。とにかく暑くてだるくなるのより、冷房でだるくなるのは最悪だ。

「かあちゃんから 嫌な空気 でてる~~ちかよりたくない~」
そんなわけで、何にも考えられない状態で一日を過ごすはめに…。

「あいーん」
長い人生の中、今日の昼間程無駄な時間はなかった。それを挽回するために、薬を飲んで、本日後半戦、夜中にかけて無駄を取り戻すのだ。
そんなワタシのいつもと違う様子を悟ったガズークス。
いつも昼はぐうすか寝ている事が多いけれど、今日はいつもと違う場所でワタシから離れた所から様子をうかがいつつ同じ時間寝ていた。
大丈夫!!もう、あきらめて薬飲んだから。遊ぼうな!!
「おにゅーの じゃらし であそぶの」
がんばる日
2008.07.16 (Wed)
ガズーが虚勢手術をしたのが4月。その時に先生に「時々、開口呼吸をするのが気になりますね。しょっ中するようで、気になるようでしたら、来てください。」と言われていた。
時々、興奮したり、気合いを入れて鳴いた直後に口を開けて息をするよう。
しょっ中する訳ではないが、ここ何日か目にする事があったので、大きな病気になる前に病院へ。ネットで調べても、猫の開口呼吸はあまりいい事は書いてないのだ。実家の猫達だってやっているのを見た事がない。
心配事は後回しにしたくない。気になったら即病院。
その後は、「気にしない」精神で。
結論から言うと、特別問題は見つからなかった。(ホッ…)
考えられる要因は、猫の気管支炎、もしくはのどのあたりに異物、心筋症などなど。病気じゃなくても、やる子はいるそうだ。
メインクーンなどは心筋症になりやすいのだそうだ。何にしても、動物の病気は出たとこ勝負。
X線を撮ってもらい、それらの心配はないよう。
もしかしたら、メインクーンなどの血が入っているかもしれない容姿なので、心筋症なんかはまだ完璧に払拭できたわけではないけれど、今すぐどうこう、は、ない。そうなるかもわからない。それは、人間と一緒。もしかしたら明日、ワタシだって脳梗塞やら心臓発作やらで倒れるかもしれないのだから。
それにしても、ガズークスの病院の先生は若くて細やかでさらにちょっとイケメンで若い(アレッ?!二回言った?)(☆▽☆)!! 先生だ。説明も解りやすく細やかに説明してくれる。それはそれは細か過ぎるくらいだ。時間をたっぷりかけてじっくり診てくれる。
今回も、最終的には「来月に獣医師総会があって東京に行くので、ガズーちゃん、問題ないと思いますが一応レントゲン持って行って、呼吸器専門の先生に診てもらいますね。それまでに、ガズーちゃんが開口呼吸している所の動画なんか撮れたら送って下さい。」
そこまで?!
「そんな…先生信用してないわけじゃないっす。」
「ええ、僕もこのレントゲン診る限り、特別問題は見つかりません。心配はないと思いますが、専門の先生に診てもらったら違う解釈もあるかもしれないし、安心でしょう?東京の大学病院の先生に診てもらう機会もなかなかないですし。」
先生、本当に細かい。ありがたいなぁ、ね、よかったね、ガズー。
やっぱり…化粧してくればよかった…

ガズークス10ヶ月。 体重5.8キロ。 ナヌっ…?!
ご…5.8キロ?!

「はぁ~…ちっかれたぁ~…気疲れしちゃう」
先生「うん、まだまだ大きくなりますよ~」(ニコニコの先生)(^▽^)
ちょ…ちょお待て。 お前は米俵か。
「だって先生、ガズーは雑種だし、もう10ヶ月だし、…あ、もしかして、太り過ぎですか?!」
先生「いや、体型は大丈夫。でも、そおいう手、してるから。大っきくなる手。毛もまだのびると思うよ。」
相方「じゃあ…ガズーは ……”メイソクーソ”…なんてどう?」
「おまえはだまらっしゃい。」

「おうちが いちばん まだ大っきくなるんだぃ。おっきくなったら……フィギュアスケーターになるんだ。」
(↑TVでフィギュアスケートが流れると釘漬けになるから。)
元気に大きくなってくれればいい。ガズーには血統も病気もそんなの関係ねぃ。
寝付けない夜
2008.07.14 (Mon)
日曜の夜中に試験放送でひたすら音楽だけが流れているのだけれど、昨日の夜中はいつもと少し違っていた。
ジブリのサントラがひたすら流れていたのだ。
深夜2時をまわった頃。
横で一人、早押しイントロクイズを始めたワタシ。
「チャララ~チャララら~♪」
ボフン!!(←ベッドを叩く音)
ライアー「ピンポーン!! 紅の豚!!」
相方は寝れるわけがなかった。
部屋にはどこから入ったのか、ちいさなちいさな虫一匹。
ガション!!(←クーラーの上に乗ろうともがく音)
ガズー「くわっクカカカカカッ!!」
相方はまったく寝れるわけがなかった。
7割がた正解していたと思う。2~3曲、解らない曲があった。宮崎アニメは全部観ていると思うんだけどなぁ…ちなみにワタシは「紅の豚」が一番好き。

「ねぶそくで くまが できちゃった 暑いしさ」
そんな暑そうなとこで寝なきゃいいのに、定期的に寝場所を変えてはここに来る。
部屋の中で一番暑い場所だと思う。
「後ろにいる、くまのゴンザレスが暑いってよ!!ガズー!!」

「んじゃきょおは ここで寝よう。」
「そこも陽が入るから暑いと思うけど…」
ビール買収容疑
2008.07.12 (Sat)

差し入れ~!! ギェー!!うます!!
って来てもらって仕事してもらってケーキいただいて…ワタシはなにもしないという…
かねてより、ワタシが難攻不落に陥っていたバナーの貼付け作業をやってもらうためだ。おそらく、6割位まではできていたみたいだった。しかし、何処を調べても、非常にわかりにくい。多分、そんな人がたくさんいるであろう検索トピックの多さ。ブログっちゅーのはどんな人でもやっているではないか!!仮にもワタシはそんな専門分野を卒業したのではないのか!!なぜ出来ない!!
と、いう事で、友人をビールで買収して家にやりに来てもらった。
とにかく、まずはフリースペースに貼付ける事はやってもらえた。
こ…これでなんとかランキングには参加できる…
ワタシ的に友人達のなにが凄いって、スタート地点もぶっ飛ばし、ブログ自体の構成もぶっ飛ばし、「これがこうでこうしたい」とワタシが言っただけでパシパシとPCをイジリ目的のページを見つけ出しあっという間にやってしまった事。よくもまあワタシのへたくそな説明であんな仕事ができるよ。同じ学校を卒業したというのはきっと幻覚らしい。
ショートカットキーもさることながら、頭の中にソースが普通に入っている事がもう!!まず同じ人間として自分の存在の小さい事!!(笑)(笑っちゃってるよ…自分…)かっちょいい……

「おっ きょおは きれいなおねいさんが いっぱい来た」

2人揃ってダンゴーズ。もう一人、一緒に来てくれた友人は同じく猫飼いなので、ガスークスをこねくりまわしていた。猫飼いの人は、猫と遊ぶより、とにかく猫を抱きたい人が多いと思う。

「腹、なでる? それとも、遊ぶ?」
最近こんな写真ばっか…こんな格好しかしてないんだもん。
体調管理
2008.07.10 (Thu)
これ、本当の意味ではきっととても危険なんだと思う。まだ若い(?!)から済んでいる事で、きっと歳をとったら座右の銘も変わってくると思う。いや、何かあってからでは遅いので気にしないのも限度をつけて、と言う事にしよう。
とりあえず、今まではこれで乗り切って来た。
おかげさまで、五体満足、健康で丈夫な体に産んでくれた親に感謝している。
骨折や大きな事故にあった事も無いし、大きな病気にもならずにすんでいる。
自分でおかしい、と思ったらなるべく早めに病院に行くようにもしている。その中で、友人間では一番乗りでマンモグラフィーもやった。(女の人はやったほうがいい。)評判や先生の腕はともかく(そういうのはそのうち歳とってからでいいと思って)、広くて綺麗な病院を、きちんと予約して待たずに診察してもらう。
しかし、ここ10年、本当に10年は、風邪で寝込む、と言う事がない。
あまりに丈夫すぎる。
極めつけは、歳を取ったら熱で頭痛になる事がなくなってしまった。
38度くらい、全っ然、平気。熱いだけ。さすがに39度台に乗ると怠くなる…。その程度。
最近の憧れは、風邪をひいて寝込んで、相方に看病してもらって、「何が食べたい?」とか聞かれて、リンゴやらヨーグルトなんかを買って来て貰う事。
ワタシが寝込む原因は、偏頭痛と生理痛のみ。
しかし両方とも薬さえ効けば数時間で復活してしまうのだ。
2、3日寝込んでみたい。おじやとか食べて、その時のマンガのお供は『金田一少年の事件簿』にかぎる。全巻ベッドの中で読み尽くすのだ。

ありがたい事にガズークスも健康。
快眠、快便、快食。お水もたくさん飲む。
実家の愛猫も今年で15歳。さすがに寝てばかりではあるが、大きな病気にもならず、元気でいてくれる。猫はあまり気にかけすぎると心配の悪い気をすって悪い病気になってしまう気がするのだ。
程よい放任主義でいたい。ガズークスはたまに猫には通常時あまりない、口をあけて息をする事がある。それだけが少し気になる。ワクチンなどのついでに診てもらうつもりで、あまり連れ出してストレスを与える事だけはしたくない。
本人はいたって何も考えていない。それでいい。
心配事は何もない、その思いでいてほしい。

でもたまに、今この瞬間、オオカミが乱入すればいいのに…とも思う。
野生では生きて行けないよ。

最近、もっぱらこの格好で寝ている。
何にもない日
2008.07.08 (Tue)
以前は、何にも予定が入っていない日というのは嬉しくて楽しくてしょうがなかった。予定はなくとも、一日マンガを描いていられるから。飽きもせず好きなだけひたすら描いていられるというのは幸せな事だった。
しかし、最近は、仕事が見つからないので時間が空いてしまう時が多い。
仕事探しもしているが、以前はもっと時間があれば…なんて思っていたのが、それは仕事をしている上での贅沢な悩みだったと今は思う。
仕事を辞めてわかった事は、なんの取り柄もない自分に気がついただけだった。社会性もないから会社には入れない、今までひたすらマンガばっかり描いていてそれ以外に特技がないのだ。
良く言えば「なんでも出来る」「なんでもアリ」
悪く言えば「なんにもない」
って事だ。

「ガズーは毎日どんな事を考えてすごしてるのかなぁ?あんまり代わり映えしない毎日で退屈しないかい?」

「あのね、僕はまいにち それなりに いそがしいんだよ」

「とうちゃんかあちゃんの毒抜きしてあげて、 じぶんブームを毎日きめて、ブームつくって、ていきてきにおそとの 鳥ちぇっく と 人ちぇっくは欠かせないし…いそがしいんだからっ!!」
時間があるって事は…悪い事も考えてしまう時間も増えるって事だ。
織り姫と彦星
2008.07.07 (Mon)
年々七夕飾りが少なくなっているとは思うけれど、平日でもたくさんの人で賑わっていた。もう、何年も恒例で行っているのでほとんどお決まりのコースを回ってあまり長居はしない感じになっている。

まず、電車の中でお飾りにその年活躍しているスポーツ選手の似顔絵がはめ込まれているのを、「今年は誰か」予想してから行く。(ちなみに相方の予想、”オグシオ”があたった。)
平塚にてお仕事している相方のパパと待ち合わせをしていつもの屋台に行く。そこでは必ず『モツ煮込み』。ゆっくりお茶やビール(今年は日本酒)を呑みながら。
その後相方パパと解散した後、お飾りを観ながら相方のじゃがバター探しの旅へ。
もちろんじゃがバターの屋台はそこかしこにたくさんある。しかし自称ジャガイモ博士の相方のこだわりは、
1/ジャガイモはふかしてなければならない。(意外とどこも揚げてある)
2/マヨネーズは客が自分でかけれなければならない。(どおでもいいやんけ)
この二つを満たす屋台を探すのは意外と難しい。
今年は案外すんなり見つかった。運がよかった。

アグレッシブな動きをさせられていた。

それにしたってかけ過ぎ。

相方は『じゃがバター』、ワタシは『肉』(串焼き)。この二つは欠かせない屋台のメインだ。綿飴も広島風お好み焼きもたこ焼きも水飴もチョコバナナも食べない。結局、歩いているうちにお腹がいっぱいになってしまってあまり量を食べられないのだ。そして変な時間にお腹が空く。
目的の屋台を見つけてありつく事ができれば、後は帰るだけ。
帰り道は、リンゴ飴ならぬブドウ飴。今年はブドウにしようかイチゴにしようか迷った。来年はイチゴにしよう。
ちなみに…先日、携帯を機種変更した。
最先端機能にまったくついていけていない。憧れのスライドタイプ&タッチパネル&あの~画面が縦横入れ替わる機能の&なんか振るだけで電話にでれたりするらしい。すごいなお前!!ワタシの何倍天才なんじゃ!!

で、織り姫と彦星は会えたんかいな?。
憩いのLIQUID ROOM
2008.07.05 (Sat)

約1年ぶりのFAKE?ライブ。ありがたい事にFAKE?のライブはいつもタダで行かせてもらっている。もちろんワタシも大好きなバンドだけれど、長い付き合いの友達が心酔している。その友人Mとはとにかくライブという空間にはいつも一緒に行っているので、チケット代金は担当制にいつのまにかなっていた。そんなわけでFAKE?のチケット代金の支払いはMなのだ。
ワタシにとってFAKE?とは人生に花を添えてくれる素敵な存在だ。
無くては生きて行けない程ギリギリの関係ではないにせよ、在るだけで人生が少し、明るくなる、そんな人たち。ワタシには他に心底愛してやまないアーティストがいるけれど、そのアーティストとFAKE?のボーカリストKENが大の仲良しだったりして、時には会場でバッタリ会ったりする。それはとてつもなく心臓に悪い。
FAKE?のおかげでよかった事といえば、ほんの少し英語に慣れた事かもしれない。
なんにせよバンドメンバーの半数がハーフだったり外国のお人達。日本語ももちろんペラペラだけれど、歌詞は英語メイン。それは、単純に洋楽が好きで聴いているのとは訳が違う感覚で英語が耳に入ってくる。しかし、高校時代、英語が大の苦手で、英語1教科のせいで留年しかかった酷いありさまのワタシ。慣れたと言ってもきっとやっと中学3年生位のレベルじゃなかろうか。それもあやしい。
唯一の救いとは、ヒアリングだけ、だ、け、は、得意なのだ。
何を言っているかは聞き取れるのだ。
単語の意味がわからない事はあってもだいたいの意味はわかる。
問題は、それに対して何も返せないことだ。
でも、お互い言葉が通じなくたって、楽しく在りたいと思えば何となく通じ合えるものなのだ。

実家のポル女王
「そう、ライアーは花の高校時代を音楽につぎ込みすぎて台無しにしたわ」
恵比寿リキッドルームはもうホームな感じで、好きだ。しいて言えばキャパに対してロッカーの少なさが難点だろうか。夏はいい。冬は…恵比寿の街中をライブ仕様の服で歩くのは辛い。
ライブ仕様といえば、ライブに行くのに相応しい格好というのはそのライブ各々あると思うし、通って少しずつ覚えるものかもしれない。けれど高校生じゃないんだからある程度予測はしてほしい。
前から3~4列目でリュックとかは反則じゃないのか?!
今回はまさにそんな危険な空間モッシュピットに、ある仲睦まじいカップルがいて、気がかりでしょうがなかった。おそらく彼がファンで来たのだろう。彼女は繊細なスカートのデート仕様の服装で、華奢な靴でいる。あげく彼は斜めがけのデカバック。何を隠そうワタシも今まで何度かライブでピアスを落とし、携帯を落とし、1回で服をダメにし、謎の痣を作った事があるから。とにかく危なくて心配だった。
案の定、吹っ飛ばされていたけれど、必死に守る彼。ほぼ守れていない。
本来なら、真ん中~後方で観るべきではないのか。君たちのライブを観るスタイルは。
ライブハウスと言うのは、ワタシは基本的に整理番号は関係ないと思う。
観たいスタイルで観れるのがライブハウスだと。とにかく暴れたいヤツ、耳というより体で音を聴きたいヤツは前の方にいると思うし、自分のペースで観たい人は中盤、ゆったりとにかく音を聴きたい人は後方にいる。お酒なんか呑みながら観たり踊ったり。だから、そんなカップルも前で観たいというスタイルを否定する事はできない。そうじゃなくって、危ないんだよ、もう!!
彼も、なにより君の大事な彼女が危険なんだよ!!そして彼女のそのピンヒール、凶器だよ!!
って…言えなかった。
弱いワタシ…。
そして友人2人は痴漢にあっていた。最低だ。
そんな久々の愛しいリキッドルーム。
ライブは、最高。
打ち上げは恵比寿「俺のハンバーグ 山本」へ。
外でこんなに美味しいハンバーグを食べた事があっただろうか。いや、ない。
何より印象的だったのが、ハンバーグもさることながら、店員さんが皆感じがよかった事。有名店によくある雰囲気がなかった事。また行きたいと心から思わせる素敵なお店だった。
音楽は、自由だ。
私のSATC
2008.07.03 (Thu)
いつも女4人で色々なおしゃべりをする大切な友達だ。仕事もあるし、それぞれに友達や彼氏もいるのでしょっちゅう会うわけにはいかないが、だいたい何でもあけっぴろげに話が出来る。見た目やら仕事やら生活レベルは比較にもならないが(比較にならないのはワタシだけ。皆美人で仕事もできる。)(泣)、ワタシにとってはまるでSATC。
そんな仲間と昨日は息抜きに『岩盤浴』に行って来た。
藤沢にある『石の癒』へ。(本当は違う店に行くつもりが、前回来店して以来1年ぶり、行ったら店が潰れていた。)きれいで広くて感じのよい応対にリラックス感増。
友人Sは自分の汗を見ながら「……まるで江川達也のエロシーン並みに汗が出ている…」その言葉は彼女の新たな伝説になりつつある。
岩盤に行く前に藤沢駅前の『NEXSAS』へ。メキシコ料理ウマス。
友人と食事に行くと、自分の食生活がいかにものすごく狭い世界で成り立っているのかがよくわかる。知らない食べ物が人より多いと思う。昨日もそれで友人が注文した料理を一口貰ったけれど、その料理名を忘れてしまったので、今度一人で行っても注文できそうもない。
なんか…ようするに…南米風チャーハン?
いつものファミレス、いつものメニュー…食にあまり執着がないとたまに恥をかく事を知った。友人に聞く事は恥ずかしくないのだけれど、知らない自分を客観的に見て、少し可哀相に思う(笑)。基本的に食べれないものがないので、好き嫌いまったくなし、たぶん出されたらイナゴだって食べる。(あれ、よくTVで罰ゲームみたいに出てくるけど、食べ物であって食べる人がいるわけでしょ?ならワタシは平気。)なのにいつも食べるものは同じ。判を押したように同じ。なんかオシャレな店に行き慣れていないからだとは思うけど、そんな店でそんなオシャレな料理を注文して食べている姿が華やかな年齢制限はもうカウントダウンが始まっているというのに。
先日、9歳も年下の友人に「サイゼリアなんて行くの、高校生までですよ!!」と、言われた。
そうか…そうなのか…今だ地元サイゼリア数店舗をローテーションで通っているとは言えなかった。
か…格差社会?

「かあちゃんはいらんじゅうあつをみずからこのように 背負います」
「かあちゃんもそう思う」

「あははははは」
友達と出かける時意外も、もう少し、冒険しよう。と、思う。
人生、冒険できる範囲はある程度決まっていて、それがワタシは”食”部門ではほとんど使用されないらしい。他のところで使いきっちゃってるの。多分、人生設計部門。
実家パティシエ
2008.07.01 (Tue)

ワタシは前も書いたけれど特別甘い物、お菓子やらケーキやらスイーツに思い入れはないが、食べたいと思った時に苦労した記憶はなく。あげく、別に食べたくなくても常に実家には手作りケーキやらがゴロゴロしていた。
とにかく妹その2はお菓子作りが上手だ。
かくいうワタシは、興味がない分、超、超、超ド下手。
バレンタインやらのただ溶かすだけのチョコすらまともに作れない。
(今、これを書いている時に後ろではガズーが寝ているのだけれど、なにやら寝言を言いながらうなされている。 「ウグッウグフフフッッ」(訳/み…みず…) )

(ひ、ひどいな…)
そもそも”びわ”が大量に送られて来た理由が、親戚が新しくさらに(←ここ注目)別荘を購入、その別荘の裏山がびわ畑なんだそうだ。今日の昼間も超金持ちマダムなんかの特集をしていて、そういう番組はついつい観てしまう。なんかしみじみ格差社会を身にしみて感じる次第であります。
ワタシが思うお金持ちとは、頭が良く、先見の目があり、たぐいまれない努力家、の条件を満たしている人はたいていお金持ちなんじゃないかと思う。たぶん、真面目に働いているだけではお金持ちにはなれない。後は…運?強運の持ち主か。
どれ一つ、何一つ、あてはまらない…ワタシ。
豊かさとは、お金じゃない、とか言うのはお金があって初めて言える負け惜しみだと。やっぱあればあるだけいい、金は。
でも、今日妹その2が作ってくれたびわのケーキやコンポートはお金では買えない。

「……………」
もちろん、ガズーにはケーキなどが入っていた袋をあげよう。

「はっ!!紙袋であそんでいたら いつのまにかおいしいものがなくなっている…」